さて前回更新からかな〜り時が経っちまいましたが、かといってガンマ号をその間放ったらかしにしていたわけではありませぬ。牛歩戦術的にカタツムリの歩みで現在にまで至っておりますわよ〜〜とか言い訳したりして?
ではでは、早速「言い訳」の裏付け・成果を列挙してみましょう。
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むか〜しむかしの遥か昔に個人売買でゲッチューしたスガヤのSPチャンバー。その頃は新品同様品も風雨に晒されているうちに錆に蝕まれ・・・で、耐熱ブラック塗装を施したのですがそれもやはり数年のうちに剥がれ錆が再発し目も当たられない状態に。よって、今回の再生計画の一環としてチャンバーのリニューアルを施しました。 錆とオイルと汚れとでグチャグチャな外見。恐らく中身もカーボン溜まりに溜まってるんだろうな・・・と思いつつもとりあえず外見だけでも見られるようにしとこう。そんなわけで、汚れを落とし、錆をひたすらペーパー掛けで錆を落とし再び耐熱ブラックを吹き付けようと思っていたのですが、ところが本体にペーパー掛けをしているうちになんとも味わいのある風情に。 よってそのまま「耐熱クリアー」を吹いてみました。 | |
かんぱーーーいっ!
・・・って、おいっ(-_-;)
いや、特に意味はありませんが(笑) | |
このピッカピカ仕様のスイングアームはもう一台のスペアマシン、88年式ガンマ号のものです。現在は完璧バラバラ仕様となりまして、フレームすら単体になっている状態です。 このスイングアームは面白半分実験的意味合い半分での鏡面仕様にしてみました。ゆえに、実際このままの状態で取り付けて使用するかはわかりません(笑)す〜ぐに腐食が始まっちゃうのが心配ですよね。クリア吹くかなんらかの対策を施すかと思います。
私が施したここまでの作業手順としましては、結構粗目(#80位)のペーパーで表面のアルマイトをひたすら擦り落とします。 | |
と、画像にしているのは上記程度ですが、実際片付いている作業内容というのはですね。。。 ●FフォークO/H シールからのオイル漏れが生じてしまっていたので必須項目でした。 ダストシールは既存のものを使い回しましたが、上下のスライドメタルは勿論交換しました。考えてみたらボトムケース内でインナーチューブを支持しているのはこれら2ヶ所のメタルでのみですもんね。せめてO/Hの時ぐらいは換えてあげたいものですの。 スプリングも既存のものをそのまま使用。 フォークオイルは、「YAMAHA」の純正品「#15」を油面スタンダード設定にて使用。 そうそう、現在のインナーチューブには多少食い込んでいる錆が発生していてそれは躍動部分にまで及んではいるのですが、ま、気にしないという方向で。これでまたしても漏れてきたならば、そのときはインナーチューブ自体交換という悲劇を演じて見せましょう。 | |
それから、フォークシール打ち込む際の特工ってお高いじゃないですか。メーカー純正品だと目ん玉飛び出るくらいですし、安売り汎用品でも4千円くらいしちゃいますね。そんな滅多に使うものでもないし、そんなもんに数千円も掛けてらんね〜!・・・というわけで、私はホームセンター内を目を皿のようにして闊歩しましたよ。最初は水道管とかの「塩ビ管」なんかどうかな?と手に取ってみたのですが、残念ながら使えそうなサイズのが見当たらず断念しました。他になにかなかんべ〜かと見渡しているところに、ふと目に止まったのが・・・「ホースのジョイント金具」でした。 各種サイズも揃っていて、見事インナーチューブ径41φに使えそうな金具を見つけました。むふふ・・・これならいけるっしょ!ホームセンターでのお値段「380円なり〜(税抜)」 ちなみにこれは「正立フォーク」にしか使えませんので悪しからず。
いやはや実際使ってみるとほとんどその使用感は特工と変わりません。新品シールをインナーチューブに通し、その上から今までハマっていた古シールを宛がい、この似非特工を上からエンヤコラっ!と打ち込むのです。上下運動の際、インナーに傷付く恐れがある場合は予め金具内側にガムテープなどを貼ってから行なえば問題はないでしょう。 | |
●ブレーキディスク、クリーンナップ フォークO/Hするんだったらついでに...と、Fブレーキディスクをホイールより取り外し、これまた錆び取り〜の磨き〜ので綺麗にしてあげました。ちなみに、Rディスクは89のに付いているヤツはクラックが入ってしまっているのでスペアマシンの88のを既に綺麗に磨いてあり、いつでも換装できる状態にしています。
●ブレーキ関係O/H
●バッテリー新品導入
●今後の予定について
・・・なんか、結構まだまだ大変そう・・・(-_-;)
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